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手作り弁当1食の値段をガチで検証してみる

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monokane
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我が家の長男が来年から中学生ってことで、なぜか給食から弁当に変わるらしい。

手作り弁当ってメッチャ手間が掛かるイメージしかないから、お金だけ渡して好きなものを買わせるという選択肢もあるけど、栄養面とかコスパとか色々と思うところもある。

当然のように手作り弁当の方が値段が安いと言われているし、普通の人は自分で検証することもないだろうから、「手作り弁当は安い!」という一般論を盲信しているのが現状だと思う。

とりあえず栄養面は置いておくことにして、手作り弁当はホントに値段が安いのかを実際に自分で弁当を作ってみて検証したい。

ちなみに超細かい計算はできないけど、39歳の俺が食べる量を基準として、ザックリいくらくらいになるのかを計算する。

成長期の中学生だったら、俺の食べる弁当と同じくらいだと勝手に想像して、来年からは同じ内容で弁当を作る予定。

ものかね
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倹約物欲ブロガー
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愛知県出身の39歳倹約物欲ブロガー👾中小企業に勤めて20年➡︎年収900万だけど仮想通貨で借金400万➡︎倹約と物欲の狭間でもがく社畜➡︎物欲に負けて買った物とかをレビューしてます➡︎ヒト・モノ・カネが大好きなアフィカス➡︎Amazonアソシエイト&楽天アフィリエイト参加中

職場の仕出し弁当は1食600円

今回の比較の対象とするのは職場の仕出し弁当なんだけど、こいつが600円で販売されている。

手作り弁当の値段が仕出し弁当より高くなるなら、弁当なんか作らずに黙って仕出し弁当を頼めば良いってことになる。

よって今回目標とする金額は600円。手作り弁当がこれよりも高くつくなら今後は弁当を作らない。次の日から俺の弁当は仕出し弁当一択だ。

手作り弁当1食の値段検証モデル

今回、手作り弁当1食の値段を検証するモデルはこちら。最近俺が作っている定番のメニューだ。

この弁当をおかず毎に金額を計算し、合計の値段がいくらなのかを計算していく。

手作り弁当1食の米は約94円

今使っている弁当箱はサーモスの二段式弁当箱なんだけど、下段の小さい箱に米を詰めてみると、240g(板海苔込みで243g)ということがわかった。

米は炊飯器で炊くと重量が約2倍になるから、炊き上がり前の重量で約120gを使用したことになる。

我が家が買う米は10kgで7,000円だから、120gで約84円分と算出できる。

さらに板海苔(10枚入り約300円)を1/3枚使用しているので、約10円分使用したことになる(醤油は無視)。

これらのことから、弁当箱の下段に米と海苔を詰めると、合計で約94円分ということがわかった。

手作り弁当1食の卵焼きは約52円

家族の朝食分を含めて、1パック276円の卵を全て使用して卵焼きを焼いている。

焼き上がりは12切れ出来るから、2切れで1.66個の卵を使用していることになり、卵1個あたり27.6円だから、卵焼き2切れで約46円と算出される。

また、1袋110円のエノキ茸を1/3使用して12切れの卵焼きを焼いているから、2切れで約6円分のエノキ茸を使用している計算になる。

これらのことから、エノキ茸を入れた卵焼き2切れは、合計で約52円分ということがわかった。

※白だしと砂糖は計算から除外

手作り弁当1食のブロッコリー約18円

1株213円のブロッコリーを、一回の弁当作りに2切れくらいレンジでチンして入れている。

このブロッコリーは下の画像のとおり12日分取ることができ、手作り弁当1食につき12分の1を入れていることになるので、約18円ということがわかった。

手作り弁当1食の冷凍食品は約90円

俺は1回の手作り弁当で2種類の冷凍食品を1個ずつ、計2個入れている。

白身魚のタルタルソースは5個入りで236円だから、1個あたり約47円、ホタテ風味揚げは5個入りで214円だから1個あたり約43円で、合計約90円と算出される。

それにしても、1週間で1袋使い切れるように5個入りとは、恐れ入った。弁当作らないと知ることができなかった大企業の企画力。

手作り弁当1食のメインは約131円

俺は毎回、豚肉とキノコを焼肉のタレで炒めたメインを作って弁当箱に詰めている。

この炒め物には100g88円の豚肉を100g使っているので、豚肉だけで88円

今回はそこに100円のしめじを1/3使用投入するから、しめじで約33円

さらに300mlで298円の焼肉のタレを約10ml使用するから、焼肉のタレで約10円

メインの豚肉の焼き肉風炒めは、合計で約131円ということがわかった。

手作り弁当1食の値段まとめ

今までの計算をまとめると、以下のとおり。

手作り弁当1食の値段

  米      ➡︎  約94円

  卵焼き2切れ  ➡︎  約52円

  ブロッコリー ➡︎  約43円

  冷凍食品   ➡︎  約90円

  豚肉炒め   ➡︎ 約131円

    合計   ➡︎ 約385円    

      差額 ➡︎ 約215円

仕出し弁当が600円だから、手作り弁当の方が1食あたり約215円安いことになる。

年末年始やお盆休みを除き、年間に勤務する平日の日数をカウントすると、約240日となることから、215円×240で年間約58,800円の節約が可能となる計算だ。

手作り弁当1食作る時間は1時間

ここで気付いてしまったんだ。手作り弁当はタイムパフォーマンスが悪すぎることに。

1時間かけて弁当を作って、削減できるコストが約190円ってことは、時給換算で215円ってことだ。あまりにもタイムパフォーマンスが悪すぎ。気が狂いそう。

俺は7時間睡眠じゃないと日中のパフォーマンスが落ちるから、23時に就寝して朝6時に起きる。そこから1時間かけて手作り弁当を作るんだけど、これだけの労力と時間を必要とするなら、215円払ってでも、追加で1時間寝るか早起きしてブログを書いていたいのが本音。

一方で、今回紹介した弁当って割とボリュームもあるし、美味しくて豪華な弁当の部類に入ると思うんだ。

もっと安くしようと思うと、240gのコメに200gの豚肉炒めをぶち込むだけで、約350円くらいになるから、ズボラにするほど安く、早く作ることができる。極端な話、おにぎり2個で十分なら、100円にも満たないだろう。

でも手作り弁当って、豪華だと嬉しいじゃん。来年から中学生の長男に、毎日おにぎり2〜3個持たせるだけって、なんか寂しいじゃん。

親父が毎日弁当作ってくれた!っていう思い出は、タイムパフォーマンスなんかじゃ語れないから、多分俺は来年も弁当を作り続けると思う。

あと、今まで弁当作ってくれた母ちゃん、今更だけどありがとう。

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